出場者の声

2年連続、日本代表チームに生徒を選出!

大乗淑徳学園、淑徳巣鴨高等学校、学習指導主任、1学年副主任

室橋 善仁 (Yoshihito Murohashi)さん

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先日、それぞれの国で開発されている自動運転についての技術を国際標準化しようというニュースがありました。

まさにそのテーマは2016年度の国際標準オリンピックの課題の一つであり、数あるオリンピックの中でも最先端で実学的な素晴らしい大会に参加させていただいていることを誇りに思います。

参加する高校生にとって「標準」は少し遠い世界の話です。ピクトグラムなどを通じて「標準とは何か」という所から勉強を始めていかなければなりません。しかし、様々なものを標準化することは我々はもちろん、発展途上国の人々を始め世界中の人々の生活を豊かにしていくのだということを知ると、「標準化すること」がいかに素晴らしいことかがわかります。

他のオリンピックとは違い、学校の授業だけでは力をつけていくことができませんから、たくさんの人の力を借りて標準のこと、また工作の技術、プレゼンテーションの技術を学びます。大会期間中は各国からの代表チームとともに様々な課題に取り組む一方、レセプションでは日本についてのプレゼンテーションを行う機会もあるなど、標準についての知識以外の能力も必要になります。

本校から過去に出場した生徒は決して「標準」というもののプロフェッショナルではありませんでした。しかし、日本代表としてオリンピックに出場することの重みを十分に理解し、前向きに取り組みました。その結果連続でのメダル獲得を果たすことができました。

これからも我々は世界中の人々と共に歩みを進めていかなければなりません。そのような環境の中でこの国際標準オリンピックは非常に有意義なものであると感じています。

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