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食の安全性について

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2014年1月28日、特定非営利活動法人WEBREIGOにおける食におけるリテラシー講座が区内私立中学において開催されました。 キッコーマン(株)、研究開発本部環境・安全分析センターから農学博士の松戸隆直さんを講師にお迎えし、食中毒のいろはについてお話を伺いました。

食べ物の有利性と有害性について

人の食物は塩類(食塩)を除いてほぼ生物です。生物は人に有益をもたらしますが、生物であるがゆえに 食べられないための戦略があります。 それが、有害となります。

有害性を無視できるくらい小さくすることは可能ですが0にすること(ゼロリスク)はできません。 行政は低減化の方法を定め、その実行を指導したり、 規格基準を定め、それ以下であることを確認したりする等、安全確保の進め方として、危害要員を定め、 その低減化を計っています。

食べるということにはリスクがあるのです。 成分が有利と働くか有害と働くかはその摂取量によって変わってきます。

多くの食品をバランスよく食べることのメリットは、1つの成分が過剰になりにくくなることと、それぞれの成分が有害性を相殺することが可能だからです。 食べ物を最適な状態で食べるということは、有害なものを回避することにつながります。

行政による食品の安全性は確保されていますが、購入後の対応は消費者に委ねられています。 購入後の管理は消費者の責任ということになります。

食中毒について

食中毒を回避するためには、1、つけない(清潔)。2、増やさない(温度)。3、やっつける(殺菌)が効果的です。 また、家庭でできる食中毒の予防は十分な加熱をすることです。

0-157やサルモネラ菌は75℃で1分間以上の過熱をします。ウイルス性(ノロウイルス)などは熱に強く、85℃で1分間以上の過熱が必要となります。 食品の安全を守るのは各個人の仕事でもあるのです。

下記は、食品の安全性について、WEBREIGOが、PDFファイルにまとめてみました。

特定非営利活動法人WEBREIGOは行政との連携に強化、特化しつつ、今後もみなさまに有益な情報をお届けしていきます。

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