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第1回農場実習~静岡県伊東市にて~

2014年6月1日、特別非営利活動法人WEB-REIGOは、「農場実習」の第1回を区内私立高校の生徒12人と 教職員2人、農場指導者3名、農場補助員3名の合計20名で実施しました。

今回の農場実習では、「サツマイモ」の定植を行いました。

当日は池袋駅で6時半に集合し、貸切バスで静岡県伊東市にある当団体専用農場に向かい、9時半ごろに到着しました。

着替えや道具などの準備を行った後、10時過ぎから、農場指導者の方のご指導の下で作業を行いました。

第1回農場実習~工程~

作業は以下の手順で行いました。

1. 畝立て場の決定
畝の場所の決定は1mの棒を使用して幅を計算して行いました。この作業は棒を持っている人の協力が必要であるため、声を掛け合うなどのコミュニケーションをとりながら進めました。

2. 肥料散布
肥料の散布は1人当り手のひら分の肥料を交代で散布しました。肥料の散布に偏りが出ないように注意しながら行いました。

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3. 畝立て
畝立てはクワを使って約30cm幅の畝を立てた後、その上部を地面と平行になるように均しました。最初のうちはうまくクワが土に刺さらなかったり、畝をきれいな形にできなかったり苦戦していましたが、慣れるにつれ楽しそうに作業をしていました。

4. マルチ張り
マルチ張りは調達してあった黒マルチを使用して行いました。このマルチ張りの作業は地面からの水の蒸発や雑草の発生の防止、地温の保持のために行いました。方法は巻いてあるマルチを畝の上に広げ、端を本体と切断し、畝を覆った後、スコップを使って周辺に土を乗せて固定しました。

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5. 苗の植え付け
苗の植え付けはマルチを張った畝にハサミまたはスコップで横15cmほどの穴を開け、それを10cmの幅で作成しました。その列を1つの畝につき3列作りました。その作った穴にサツマイモの苗を斜めに挿すように定植しました。慣れないうちは挿す深さを間違えてしまったり、挿している途中で折れてしまったりしていましたが、コツを掴むとすぐに出来るようになっていました。

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この作業を5回繰り返し、計5畝を作りました。
これらの作業は11時半ごろに終了しました。

13時半ごろに現地を出発し、16時ごろに池袋駅に到着し、そして解散しました。

第1回農場実習、まとめ

この実習で普段自分たちが何気なく食べている食べ物がこのような作業を経て供給されてきているのだと再認識してもらえるいい機会であったと思います。生徒たちに感想を聞いてみたところ、「暑くて大変だったけど、楽しかった!」、「秋にする収穫が楽しみ!」という声を多く聞くことが出来ました。

第1回農場実習、今後の展開について

私たちは今後もこのような食育活動を通して、農業の楽しさ、食べ物の大切さを伝えていく活動を推進していきたいと思います。

TPO