キャリア教育支援、みずほ銀行の仕事
2014年5月24日土曜日、みずほ銀行は、区内私立高校において、キャリア教育を実施しました。
特定非営利活動法人WEBREIGOは講座コーデネィターを担当しました。
コーデネーターとは、講座の内容を立案し、生徒や学校の希望に沿った講座の内容になるよう、 話者との橋渡しを行う役割です。
みずほ銀行の講演を講話いただいたのは、株式会社みずほフィナンシャルグループコーポレート・コミニュケーション部 CSR推進室、東條憲二氏です。
この日の講座の目標として、銀行のイメージを持つ。自分の将来を考える。学生時代にやるべきことを考えるといったミッションが提示されました。
みずほ銀行の由来、みずほ銀行とはどんな銀行か
まず、みずほ銀行を知るための簡単なクイズがありました。
クイズに答えた生徒はみずほグッズを入手して大喜びです。
クイズの回答などから、
銀行の種類は平成26年度現在1271。
みずほグループ社員数5万5712人。
売り上げは連結粗利益で、2兆0352億円(2013年)などを知ることができました。
みずほの社名の由来
みずほとは、「みずみずしい稲の穂」を表す言葉。 みずほの国とは実り豊かな日本。 「国内外のすべてのお客様に豊かな実りを提供していく」 をテーマに社内アンケートで社員の決意として選ばれたのが、 「みずほ」という名前だったそうです。
みずほの仕事
お預かりしている預貯金は約100兆円。6割を貸出し、3割を運用しています。 3メガバンクと言われ中の1つです。
100兆円と聞いてもピンとこない人もいるのでしょうが、東京から東海道新幹線に沿ってお札を重ねて並べると、山口県下関まで到達するほどの枚数になるとのことです。 銀行は経済のインフラの役割をしており、 預貯金、貸出、送金、両替の4つの主な仕事としているとの説明がなされました。
東條氏は、銀行は大切なお客様のお金をお預かりし、 起業やビジネスを運営する上で資金が必要な企業や、 住宅や車を購入する個人などに貸出しており、 お客様の未来に向けた夢の実現を資金面でサポートするために、お客様第一で対応しています、と力強く語っていました。
みずほの採用試験、学生時代に体験した方がよいこと
みずほにはいろんな職種がありますので、みずほが求める人材はこれ、と決まっているわけではなく、 いろんな人にチャレンジして欲しいとのメッセージがありました。
学生時代にしておいた方がよいことについては、東條氏の銀行でのキャリアをご紹介いただいた上で、 ご自身の私見として「数多くの失敗をした人が成功する」などのアドバイスをご披露いただきました。
銀行のお仕事模擬体験をしてみて
生徒同士で銀行とお客様とに分かれて、ロールプレイを行いました。 お金を貸してくださいと言われてあなたが銀行員であればお金を貸しますか? とか。 貸すとすればどこに判断基準がありますか? など。
ロールプレイをしていくうちたに、 お客様役の生徒はどうしたらお金が借りられるようになるのだろうかと、 考えるようになりました。
貸してあげられると判断する銀行員役の生徒がとても少なかった点も印象的でした。 お金は簡単に人に貸せるものではないものだからでしょう。
しかし、お金を借りれないと倒産してしまう企業もいます。企業にはたくさんの社員の方も働いています。 そうした人々を救う方法にはどんな方法があるのでしょうか。
まとめ
みずほ銀行の姿を知って、銀行とは新たな可能性を創造する事業である。と感じられる講話でした。
フットワークの軽さと誠実さ、丁寧な資料のつくりなど、銀行員の方のお仕事ぶりを物語っており、
人と人をつなぐ姿勢や信頼関係を築くことに必要な何かを改めて実感しました。
ありがとうございました。