NPO WEBREIGO【Non Profit Organization Web Response Information Government】

サイト健全化の取り組みについて

DeNAのマーケティング本部カスタマーサービス部長西 雅彦氏は、 ゲームを楽しむユーザーをサポートする責任者である。

2013年4月、同氏は、青少年保護のためサイトの健全性維持・向上及び「マナー&セーフティー」について、区内私立高校において、講演を行った。

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人が集まるとトラブルが発生する可能性がある。

トラブル事例としては、不正アクセスやなりすまし被害、著作権・肖像権侵害の問題、情報モラルとしての投稿関連問題、さらに 登録情報の管理の問題、サイト内のアイテム購入等についてもさまざまなユーザーとの折衝に対応する。

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DeNAのゲームができるまでの工程における 解説では、 企画→システム→遊ぶ→テスト→改善→遊ぶ→改善→リリースという流れである。

注目すべきはプロセスの中に、2回ずつ開発スタッフが実際に遊んでいること、そして改善を繰り返していることにある。

さらに、DeNAは、ユーザーに快適な環境を提供するために24時間の監視体制を実施しているという。

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西氏は慶應義塾大学の大学院でMBAを取得、金融業界からDeNAに転職した。

これから大学そして就職を考えていく学生に伝えたいことは、入学や入社がゴールではなく、人生は長く、 挽回が利くということ。

また、様々な国々のメンバーとコミュニケーションをとるためにも、 今、学校で勉強している英語は必ず役に立つ、ということである。

グローバル化の中では英語は益々必要で、中学校、高校の英語でいいから、 きちんとマスターしておくことが将来役に立つとのことである。

ゲーム開発では、コンセプトが大切にされていることの事例紹介がなされた。

よりよいサービスを生み出すための職場環境

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DeNAは女性にも務めやすい環境だとし、産休育休を取得したスタッフが復職し、様々な部署で活躍している。

社内にはカフェがあり、ランチが無償で提供されている。
水は横浜ベイスターズのロゴ入りである。
フロアーは突き抜けで、他部署の人との連帯意識を高めるために、間仕切りもない。 すぐそばで小さな打ち合わせを気軽にできる。

社員の持ち物はセキュリティーカードにパソコン、携帯など。

服装も背広の人は少なく、ポロシャツ姿で、ディスクに座らずに仕事をしている人もいるという。
どこで仕事をしても自由で、出社時間もフレキシブルであり成果主義だ。

目指すビジョン

DeNAは社内全員に必要な共通な意識や姿勢があり、それによりパフォーマンスを最大限に発揮させているという。

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キャリア教育実践

生徒や学生が、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、 自分らしい生き方を実現するための力が求められている。 この視点に立って日々の教育活動を展開することが、キャリア教育の実践の姿である。

生徒や学校が、職業や人生選択のために情報を収集することは情報リテラシーである。

成功を収めつつある、先駆企業等の事例を参考にすることは、今の自分を見直し、 一歩先の将来を考える絶好の機会となる。

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